災害支援活動

ふじのくに国際災害ボランティア支援ネットワーク

災害復興を支援し合うしくみを、静岡県からつくっていきます。
私たちのために、みんなのために


 
ふじのくに国際災害支援ボランティアネットワークは、わたしたちの日常生活を突然襲う大規模災害に備え、安全・安心な地域社会づくりへの貢献を目的として活動しています。
日本国内の遠隔地およびアジア近隣諸国において大規模災害が発生した際に静岡県から円滑な支援活動を実施するほか、東海地震などの大規模災害発生時に静岡県内の被災地に向けられた支援を受け入れる体制の構築なども視野に入れた広域連携を具体化します。

災害前から顔の見える絆づくり

静岡県ボランティア協会と静岡県は、平常時から静岡県内外の災害ボランティア関係者との情報交換や、地図を用いて防災対策を検討する図上訓練などを繰り返し行ってきました。
この図上訓練には、県内外から190を超える団体が参加しています。
  当ネットワークは、”災害時に取り残される地域をつくらない”ために、そこで培われた全国の災害ボランティアとの、「顔の見える」つながりを活かしながら災害時には互いに協力し合い、迅速に救援活動に取り組む広域連携のしくみを整えていきます。
 


ネットワーク機能の向上


 
 円滑な支援を広域で展開するために、国内外で活動する災害ボランティア活動支援団体をカウンターパートとして選定し、相互協力体制の可能性を検討しています。カウンターパートを拡充し、具体的な情報交換を通じて互いのネットワークおよび専門分野を共有することでより広い範囲んで支え合う仕組みを構築します。

活動の3つの柱

  • アジア近隣諸国および県外に向けた大規模災害発生時の速やかな支援
  • 災害時に富士山静岡空港を活用して速やかに支援ができる環境の整備
  • 東海地震など、本県における大規模災害発生時に備えた円滑な受援

常任委員会の設置

 当ネットワークは、円滑な運営のために学識経験者、ボランティア関係者、公益法人関係者、行政関係者などによって構成される常任委員会を設置しています。
 この委員会は、当ネットワークのあり方、災害ボランティア活動支援団体の拡充など、活動推進に必要な事項を検討していきます。また、行政に頼らない自立的な支援・受援の方策についても検討します。

富士山静岡空港を活用した災害時の支援

 

 
ふじのくに国際災害ボランティア支援ネットワークは、富士山静岡空港を拠点とした国内外への支援システムの構築に取り組んでいます。大規模災害が国内外で発生したことを想定し、支援活動の手順を明らかにするためにシミュレーションを重ね、作業手順の確認や課題の整理を試みています。
 
国内支援の場合には、事前に確立した連絡体制を通じて被災地情報を収集したうえで支援の有無を検討し、支援と判断されれば直ちに支援本部を設置します。先遣隊を派遣して支援内容を調整するとともに、被災地への輸送手段確保のために、航空会社や空港との調整を行います。並行して、県内外に支援を呼びかけ、人的・物的支援隊を編成しながら、活動機材を確保して輸送します。
 

 
国外支援の場合には、国内と同様に、カウンターパート(現地受入担当機関)や在京の国際災害支援NGOとの連携、情報交換、ニーズの把握を行い、国内向けの手順に加え、支援金・支援物資、人の通関や輸送の諸手続き、通訳の確保などを調整して支援活動を推進します。
 
 

ふじのくに
国際災害ボランティア支援ネットワークがめざすものは・・・・ 

静岡発「災害時、互いに支え合う仕組みづくり」
そのためには、国際災害ボランティア支援ネットワーク活動基金の財源作りにご理解、ご協力をお願いします。

問い合わせ先

特定非営利活動法人
静岡県ボランティア協会
TEL:054-255-7357
FAX:054-254-5208
 
ふじのくに国際災害ボランティア支援ネットワークパンフレット→fujinokunisv.pdf